社会福祉法人愛泉会のあゆみと沿革
本法人の起こりである保育園の誕生
のぞみ保育園は、昭和25年11月、一介のヤスリ目立職人故杉山徳市によって創設された。杉山初代理事長は永年、キリスト教の一信徒として、信仰と愛に根ざして、地域社会への奉仕に励んできた。敗戦後の日本の国の復興は、青少年の健全育成にあることを強く感じたため、地域の人々の協力を得て、60坪の敷地に30坪の建物を建てた。その保育の中心に「子どもは神様からのさずかりもの」との思いを持ち、「かけがえのない神の賜物である」との信仰に立って、子どもたちの集まる場所をつくった。
当時の清水市(現静岡市清水区)は、港湾都市として少しづつ復興の兆しがみえはじめ、子どもをかかえて働きたい母親がふえはじめてきた。敷地が手狭で、最低基準が充たされないため、未認可施設のまま、2才児、3才児の保育所としてのぞみ保育園が誕生した。
昭和48年、0才児、1才児の保育を希望する母親の求めに応ずるため、建物の全面改築を行った。
乳児を保育する中で、人手のかかること故、市、県へ申し出て、認可申請の手続きにふみきった。
昭和52年4月1日付で小規模保育所、社会福祉法人愛泉会、のぞみ保育園として認可された。
社会福祉法人愛泉会 沿革 | 昭和52年4月 | 社会福祉法人愛泉会を設立し、 のぞみ保育園が乳児の小規模保育所として認可を受ける(定員30名) 杉山徳市理事長就任、のぞみ保育園開園式 |
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昭和56年6月 | 乳児室を改築し、産休明け保育を開始する |
昭和58年4月 | 青木信次理事長就任 |
平成6年9月 | 子育て中のお母さんに「のぞみめーる」を配布、隔月発行 |
平成9年2月 | 国庫補助を受け、のぞみ保育園園舎全面改築 |
平成9年4月 | 地域子育て支援活動「のぞみひろば0.1.2」を開始する |
平成13年9月 | 「保育体験特別事業」を開始する |
平成14年4月 | 「一時保育促進事業」のぞみ保育園りす組を開始する |
平成15年3月 | 新たに園庭・駐車場が完成する |
平成19年3月 | 静岡市立清水江尻保育園の民間移管を愛泉会が受ける |
平成20年7月 | えじり保育園園舎改築開始 |
平成21年3月 | えじり保育園園舎完成 |
平成21年4月 | えじり保育園開園 |
平成25年4月 | 青木信次理事長の任期満了につき、 新たに青木誠理事が理事長に就任 |